人材不足と報酬の関係性

近年、高齢化が進み、介護現場で働く人材不足が深刻化しています。
この問題は、介護施設や在宅介護を必要とする人々の生活に影響を与えるため、社会的に大きな問題となっています。

介護の仕事は、報酬が低いという現状もあるというのが、世間の声かもしれません。
しかし、あいうゑおでは、この声に「違和感があると」感じています。
その理由としてあげれるのが、以下になります。

 

 

理由①

過去何年も、介護の実務に携わる職員たちは、国から処遇改善加算が何年も支払われてきました。
それにもかかわらず、私は待遇を喜んでいる人や感謝している人が少ないように感じます。(職員たちは当然のようにそれを受け取っているように見える)

理由②

処遇改善加算が導入されることは素晴らしいことですが、介護に費やされた時間に対して一定の時給換算が行われるため、ベテラン職員と新人職員との報酬は同じになってしまいます。
そのため、ベテラン職員たちの技術や知識の向上や、職場の改善に向けたモチベーションが損なわれることにつながる可能性があります。

理由③

多くの職員が65歳を超え、彼らは長年にわたって資格やキャリアを重ねてきたため、組織内で重要な役割を果たしています。
実際、年収400万円を超える高齢職員も多数います。

 

 

 

このことから、何をいいたいかと言うと政府からの補助金もあり、かなり優遇されて、65歳以上で元気なひとであれば生涯年収はかなり高い水準にあるということです。

介護は報酬が低いなんてことを国がアピールする時代は過ぎて生涯年収は高いことをアピールして人材が流入してくるようなアピールをするべきなんです。

もう一つ大事なことは、報酬として分配するのなら技術をもったベテラン職員が多くもらえるような分配にしないと、むだな分配になってしまいます。

また、物価高騰の影響で、運営する企業の存続が大変大きな問題になってくると思います。
処遇改善加算はすべて職員にいくのではなく、企業にも分配される方法も考えるべきだろうと思います。

 

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2023.04.12

カテゴリー:介護全般