二度と戦争を起こしてはならない、戦争のない平和な世界を!そして世界から核兵器をなくそう!
これは多くの日本人の心の叫びだろう。
しかし、ウクライナ戦争についていえば、日本のメディアが言っていることは、大きな矛盾があるように感じる。
あのロシアに対してウクライナに都合の良い停戦や終戦などあるのだろうか。
いまやヨーロッパの西側諸国のリーダーは停戦よりも、ウクライナをロシアから守るためという大義名分のもと、戦争の継続を訴えているように聞こえる。
一方、アメリカのトランプ大統領は就任前の公約を守り、ウクライナの国民の安全を一番に考えての行動を素早く行っていると、私にははっきり、そのように感じるが、日本のメディアの情報を聞いていると、トランプ大統領の批判しか聞こえてこない。
ゼレンスキー大統領はアメリカからの支援継続を強く要求しているが、トランプ大統領は支援の縮小や打ち切りを検討し、停戦への様々な取り組みを発表している。
ウクライナへの武器支援の総額の半分はアメリカからの供給らしい。
しかも武器の性能からみると他国を圧倒しているようだ。
アメリカからの支援が続き、大量の兵器が送られるということは、同時にウクライナの兵士が戦争を続けなければならないということ、また、ウクライナに住んでいる国民は常に戦いに巻き込まれる状態にあり、特に弱い子供や高齢者、病気やけがで治療を受けている人たちが犠牲になるリスクが高くなる。
トランプ大統領はゼレンスキー大統領との会談で、何度も何度も第三次世界大戦の危険について訴えていた。
この会談を見て、今一番ウクライナの国民を戦争から守ってくれるのは、ゼレンスキー大統領ではなくトランプ大統領だと確信した。

そして、世界を第三次世界大戦から守ってくれるのはトランプ大統領しかいない!
今のロシアに対して、ウクライナが望むような停戦なんてあるのだろうか、そんなことを言っている限り戦争がいつまでも続くとしたら、核兵器が使われ、第三次世界大戦が勃発するような最悪の事態が容易に考えられる。
20世紀に入り日本が何度も戦争を繰り返したことは、欧米諸国のアジア植民地政策に対する政治的解決がうまくいかず、歴史の流れに抗うことができず、百歩譲って、止むを得なかった選択だったとしても、太平洋戦争の終結の方法を完全に誤ったために、多くの国民が空襲や原爆で犠牲になってしまった。
日本は、過去に経験したこの大きな過ちを知っている国であり、だからこそウクライナに対する支援は、トランプ大統領と歩調を合わせて、とにかく早く停戦に結び付けることだと断言したい。
すでに3年が経ち、おそらくウクライナの一般市民のメンタルは限界に近付いているのではないだろうか。
ウクライナは日本の1.6倍ほどの広い面積を持ち、平原が続いている。
そのような広い国土に住んでいる国民の生活がどのような状況なのか、特に自立した生活ができない人達の生活はどの程度支援されているのか、その様子や情報はほとんど流れてこない。
戦争には、戦闘による死傷者数では見えてこない、多くの犠牲が隠れている。
このことは多くの日本人が過去に経験していること。
2025.03.16