認知症の兆候を微量の血液で発見する技術が進んでいる
2021年12月6日 日経新聞朝刊によると、
アルツハイマー型認知症の兆候を微量の血液で発見する技術が実用段階に入ったとのこと。
後2~3年で、アルツハイマー型認知症が、簡単な血液検査で早期発見ができるようになるかもしれません。
早期発見により、適切な治療薬が投与されると、少なくとも効果的な進行抑制が期待できるのではないでしょうか?
そしていつか近い将来、有効な治療薬が開発され、早期発見と組み合わせて、認知症を根本治療できる時代が早く来てほしいです。
有効な治療方法が確立されると、認知症専門医も増えてくるでしょう。
そして多くの患者さんが救われる世の中になってほしいです。
認知症が薬でコントロールできる病気になれば、高齢者が暮らす環境を、もっと楽しく幸せを感じることができるものに変えることができます。
楽しく会話ができることは、人とのつながりを創り、高齢者の生活を豊かにします。
たまにでも、少しの時間でも、お孫さんや友人と楽しい時間がもてることは、生きる喜びとなるでしょう。
小川のせせらぎや鳥のさえずりを聴きながら、自然の中を散策する、また買い物や外食に出かけるなど、
より活動的に自由な時間を楽しむことも生きる喜びとなるでしょう。
早く、よい検査薬と治療薬が開発され、認知症専門医が増える時代が来ることを願っています。
2022.02.22
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